構造動作理論に基づくリハビリ、トレーニング

えにし治療院の治療は構造動作理論に基づいています。構造動作理論は医学・運動学・解剖学・生理学・自然科学の視点からヒトを読み解くトレーニング理論です。これはえにし治療院院長の中村考宏が臨床と実践研究、自身のスポーツ障害のリハビリ経験などを総合して導き出しました。臨床では、腰痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、分離すべり症、頸椎症、野球肩、五十肩、ジャンパーズニィー、膝関節内側側副靭帯・半月板損傷、末梢神経麻痺、股関節痛、変形性股関節症、テニスエルボウ、シンスプリント、足底筋膜炎、外反母趾、フォーカルジストニア、腱鞘炎など様々な症例と向かい合ってきました。えにし治療院の治療は、運動療法から始まり、その後、パフォーマンスアップのため股関節メカニズムの実践研究へと発展していきました。

院長:中村考宏

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。2020年三重県桑名市多度町にえにし治療院を開院。股割り歴20年、MATAWARI JAPAN 代表。パーソナルトレーニング。著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、他多数。メディア「anan」「クロワッサン」「Tarzan」などで「骨盤おこし」「足指」を紹介。NHKテレビでコロナ禍の運動不足解消エクササイズを紹介。プロフィール詳細

構造動作理論の「Anatomical Activity」とは

構造動作理論の「Anatomical Activity」とは、人体構造に即した自然で躍動的な動作であるという意味です。Anatomical (アナトミカル)は、解剖の、解剖学上の、構造(形態)上の意味、Activity (アクティビティ)は、活動的、活発の意味があります。自然な運動には適切な重心移動が必要です。

構造動作トレーニング

構造動作トレーニングは、ヒト本来の自然な動作を取り戻すためのトレーニングです。これは、構造動作理論に基づくトレーニングです。この理論は解剖学、運動学、生理学、自然科学から筋道を立て、実践研究の積み重ねによって実証し、さらに確信を求め今なおアップデートを続けている理論です。このトレーニングは、パフォーマンスアップ、健康増進、不調からの回復を目的にしている人が対象となり、これらの人が目的を達成する流れは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することで目的を達成することができます。トレーニングに取り組まれている方の中には「股関節を使えるようになりたい」という目的の方が多くいらっしゃいます。私は20年以上、このトレーニングを実践し指導しています。その私から結論を申しますと、目的を達成するためにトレーニングに集中することができれば、誰でも股関節を使えるようになり、さらに使いこなせるまでになります。股関節は動作をする上で、体幹と下肢をつなぐ重要な関節ですので、パフォーマンスアップに限らず、健康増進、不調の回復においても使いこなせるようにしたい関節です。構造動作トレーニングは、股関節との相性が抜群に良いと思います。そして、そのノウハウはヒト本来の自然な動作を体現するまで体系化され、確立されているトレーニングです。構造動作トレーニングは子供からお年寄り、そしてトップアスリートまで幅広く取り組むことができ、自分次第でなりたい自分になることができるトレーニングです。まずはトレーニングを習慣化すること。それができたらトレーニングに集中すること。さらにのめり込むことができれば、自分の中の未知なる可能性が開花するはずです。

構造動作トレーニングで内部環境を開拓する


重心は適切な構え、適切な姿勢により円滑に移動します。 構造動作トレーニングは、“ヒトのカラダ”の「構造」まで遡り、適切な姿勢、構え、運動を問い、「筋力」で無理矢理支えてきた全身のバランスを、骨格を始めとする自然な「身体構造」によって支える肉体に作り変えてゆくトレーニングです。カラダの各器官の役割は、骨が身体を支え、関節が重心を運び、筋肉が骨格位置を調整する。そして、自身の運動から生み出される刺激は内部の世界をつくります。内部環境には深部感覚という自分の存在を映し出す感覚があり、これによってカラダの位置や関節の運動方向など知ることができるのです。しかし、スポーツ外傷やパフォーマンス低下などの症例では深部感覚の低下が数多くみられます。そのような人たちは、深部感覚が低下して自分のカラダの扱いがままなりません。構造動作トレーニングでは筋骨格系に留まらず、内部環境を積極的に開拓していきます。

構造動作トレーニングの目的

構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。
  1. 【筋肉】動きのフィジカルトレーニング
  2. 【骨格】骨格ポジショントレーニング
  3. 【感覚】深部感覚トレーニング

筋肉、骨格、感覚トレーニングが柱にあります。

趾トレーニングで【骨格】【重心移動】の基礎をつくり、股割り、スクワットトレーニングで【関節】運動の方向性、【反射】連動伸張反射、【神経】系統の構築をしていきます。さらに、ロウギアランニングで【平衡感覚】リズム、バランスをトレーニングする壮大な構成になっています。

パーソナルトレーニング

構造動作トレーニング・パーソナルトレーニングをご希望の方

当院では、体の不調や障害を改善する治療や、健康増進、パフォーマンス向上のための施術を行っています。一人一人に最適なサポートを心がけておりますので、症状や気になることがあれば、どうぞお気軽にお知らせください。遠方からの来院者や集中的なケアを希望される方のために、個別指導やパーソナルトレーニング、股関節覚醒コースも用意しています。小学生からシニア、アマチュアからプロのスポーツ選手まで幅広くサポートしております。再発防止、健康増進、パフォーマンス向上のトレーニングもご希望に応じて指導しています。トレーニング内容は、個々の体の状態に合わせてカスタマイズしております。どうぞよろしくお願いします。

*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はえにし治療院(MATAWARI JAPAN)・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。